パソコン等を省電力機器に更新することで、電気代の節約=(イコール)経費の削減という時代は終わりました。
現在は、電気代の節約=(イコール)温室効果ガスの削減=地球温暖化防止が目的です。
電気代の節約として考えた場合
以下の例のとき
- 1KWHの電気代が30円
- パソコンの買い替えで使用電力が5W削減
- 1日8時間、20日パソコン利用
5W X 8H X 20日 = 0.8KWH
0.8KWH X 30円 = 24円
電気代の節約と考えた場合、1カ月、24円しか削減にはなりません。
脱炭素として考えた場合
パソコン1台を省エネパソコンに交換しても効果は身近には感じる事はできませんが、
脱炭素として考えた場合は
- 2021度のパソコンの出荷台数3億5740万台
- 一般的な火力発電の最大出力が、4,000,000KW
5W X 357,400,000 = 1,787,000,000W
= 1,787,000KW
となり、火力発電所0.5基分の節約になります。
また、プリンターやモニター、無線装置など含めれば、1期分の節約になっているかもしれません。
パソコン1台あたり、0.000.001%と目に見えない数値ですが、ちいさなことから、こつこつ取り組んではどうでしょうか?
3年前のパソコンからとの比較
2022年モデル (CPU Core)
https://jp.fujitsu.com/platform/pc/product/lifebook/a5511gx/spec.html
消費電力(最大時)約5.0W(約74W)
2019年モデル (CPU Core)
http://www.fmworld.net/fmv/ah_b/1902/spec/?from=ah_b_float
消費電力(標準時/最大時/スリープ時)約10W / 約70W / 約0.7W
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